PEOPLE

マーケティング

化粧品事業部門

2020年 新卒入社
国際学部 卒

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誰もが美を追求できる、
ジェンダーインクルーシブな社会へ

留学で気づいた、美の多様性

この業界を選んだのは、学生時代の韓国留学がきっかけです。現地の学生寮では、男女を問わずスキンケアに高い意識を持っていました。誰もが心のままに美を追求する様子は、まさに目から鱗でした。当時、日本では男性の化粧行動は心理的ハードルも高く、私自身も周りの目を気にして挑戦できていませんでした。 そんな日本に、ジェンダーにかかわらず誰もが自分の心が動く美を追求できる社会を創造したい。日に日にその思いが強くなっていきました。

花王を志望した一番の決め手は、美を多角的に追求できる環境があったこと。顔や体だけでなく、衣類や住環境を整えることも、日常のキレイを通じて、心が動く瞬間を提供できることが、 本当に素敵だと思いました。私自身も、自分だけの美を追求し、胸が高鳴る瞬間を増やすことで、日常にさらなる彩りをもたらせると信じています。機能面だけでなく、こうした感性的な部分を、より多くの方に届けられればと考えました。

チームで挑んだ男性化粧品市場の新たな挑戦

現在はマーケターとして商品のPR業務を担当し、商品発表会の企画や雑誌のタイアップ企画、プレス対応など多岐にわたる業務に携わっています。記憶に新しいのは、男性向けファッション雑誌との連続タイアップ企画。男性にも化粧品の魅力を知ってもらいたい、KANEBOらしいメッセージと商品と共に、もっと世に広めたいという思いから編集部まで直接相談にいき実現した企画です。新たな挑戦にワクワクし、編集部のメンバーと意見を出し合うだけで楽しく、素敵なアイデアがどんどん出てきました。モデルは化粧品に対する関与度が異なる男性3名を起用。撮影を重ねるたびに、彼らのブランドへの共感が深まっていくとともに、化粧品へのワクワクが高まっていく過程が強く印象に残っています。実際に使用した化粧品への感想など、化粧について語り合える空間が知らず知らずのうちに生まれていました。

企画を進めていくにあたり、常に大切にしているのは認め合うコミュニケーション。誰もが自由に化粧を語れるように、化粧をするもしないも自由。ブランドから「ワクワクするからやってみない?」ときっかけを提供し、体験を通した個々の感覚で、思いのままに化粧を楽しめる世の中になればと願っています。私自身、仕事を通じて化粧品に対する熱量はますます高まり、プライベートでも「化粧品で頼れる人」と思ってもらえ、自分の経験と知識で、誰かのハードルを下げるきっかけとなり、化粧品の力をより多くの人に感じてもらえることも大きなやりがいです。

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キャリアの積み重ねが、自己成長の糧に

入社から現在までの5年間、さまざまな部署を経験してきました。最初に配属されたデジタルメディア企画室では、SNSマーケティングやデジタル上でのマーケティングサポートを担当。ブランド横断で仕事をする中で、各ブランドの課題や相談を聞き、YouTubeやInstagramなど媒体特性に合わせた提案を行っていました。
次にブランドマネジメント開発部へ異動。ブランドの健康診断とも言える業務に携わりました。市場の中でのブランドポジションや認識されているイメージを調査・スコア化し、目指すべきブランド像とのギャップから改善提案を行う業務です。その後の異動でブランドを任され、ブランドマーケティングに直接関わるようになりました。

今までのキャリアで、様々な部署を経験してきたからこそ、多角的に物事を考える力がついたと感じます。それをブランド業務に活かし、今のチームで自分に求められる役割、自分だからこそできることを意識して働くことで、仕事への責任感と意欲もより増したと思います。

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誰もが自分らしく美を追求できる社会に向けて

花王の魅力は、企業理念の「正道を歩む」が職場環境に表れていることでしょうか。SDGsやコンプライアンスへの理解が深く、周囲への配慮が高い職場です。入社前のイメージと異なり、意外だったのは、髪色やファッションなど個人の表現に寛容な社風。私自身が金髪にした時も、「素敵な色だね」と自己表現を尊重してくれる風土は素晴らしく、本当に有難いと思います。

将来の目標は、化粧をする選択肢が男性にもより自由にある時代を創ること。KANEBOチームに入った2024年から、男性向けのコミュニケーションを本格的に始動させました。今後もリアルイベントの企画やポップアップストア出店など、美容に興味がありながらまだ挑戦する機会がなかった層に向けたタッチポイントを少しずつ増やしていきたいと考えています。男性も悩みを隠すためだけではなく楽しめる化粧文化を世に広める。ただし押し付けず否定せず、相手の気持ちを丸ごと肯定して、さらなる美を追求していきます。

就活生の皆さんは、「自分の心がときめく感覚」を大切にしてください。就職活動は決して企業側が就活生にジャッジを下すだけの場ではありません。あなたが企業を見る機会でもあります。選ばれる立場であると同時に選ぶ立場であることを理解し、自分が大事にしたい軸を貫いてほしいと思います。お気に入りの化粧品や服を選ぶように、自身が心惹かれる方向に進めば、きっと就職活動も前向きな経験になるはず。ときめきを忘れず、自分の道を突き進んでください。

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ONEDAY1日のスケジュール

  • 出社

  • 在宅勤務

  • 7:30

    起床/身支度

  • 8:30

    通勤

  • 9:00

    出社/メールチェック

  • 10:00

    打ち合わせ(新商品発表会の議論)

  • 12:00

    昼食(社員食堂)

  • 13:00

    打ち合わせ(新商品リリース情報の議論)

  • 15:00

    雑誌掲載ページの色校正

  • 16:00

    商品PR

  • 17:00

    プレスアンケート対応

  • 18:30

    退勤

  • 19:00

    帰宅 自由時間

  • 24:00

    就寝

  • 8:00

    起床/身支度

  • 9:00

    始業/メールチェック

  • 10:00

    会議資料作成

  • 11:00

    打ち合わせ(施策オリエンテーション)

  • 12:00

    昼食(自宅)

  • 13:00

    新商品リリース資料の作成

  • 15:00

    SNS施策投稿内容の確認

  • 17:00

    来季施策検討

  • 19:00

    終業

  • 19:30

    自由時間

  • 24:00

    就寝

MY FAVORITEお気に入りの花王商品

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コンフォート ストレッチィ ウォッシュⅡ
初めて担当した洗顔料。もちもちの濃密泡が汚れを自動吸引し、うるおいを抱え込む美容液洗顔です。
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