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ケミカルスに価値をのせて、「産業の未来づくり」と「サステナブルな社会づくり」に貢献

花王というと洗剤や化粧品など一般消費財だけを扱っていると思われがちですが、実は化学工業品の原材料、製造工程に使用する剤など、産業向け製品も取り扱っています。これら製品を国内外の食品や農業、プラスチック、土木、インク、半導体などの幅広い産業へビジネスをおこなっているのがケミカル事業部門のお仕事です。

ケミカル事業では“ケミカルスに価値をのせて、「産業の未来づくり」と「サステナブルな社会づくり」に貢献”という理念があります。それに基づいて、最終的な製品だけでなく、それを生み出す原材料の研究や開発に力を入れているのが花王の特長。
その中で生まれた花王独自の技術を“シーズ”として、いろいろな産業界のユーザー側が希望する“ニーズ”に結びつけ新たなビッグビジネスを創る。それが「ケミカル事業」という仕事です。

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「ケミカルスに価値をのせて」という標語には、単なるケミカルスとして販売するのではなく、新しい機能や情報をのせてお届けすることにより、お客様にご満足いただくという決意が込められています。

創造型ビジネス ー サステナブルな社会づくり

ケミカル事業の仕事を一言でいうなら「創造型のビジネス」となります。たとえばその一例として、アスファルト改質剤「ニュートラック」ビジネスについて説明しましょう。

「ニュートラック」は、廃棄されたPET素材(廃PET素材)を原料として使用しつつもアスファルト舗装の高耐久性を実現する製品となります。本来廃棄されるはずの材料から新たな価値を創造するという花王が推し進める“ポジティブリサイクル”を実現したビジネスです。
本技術は日本だけではなく海外へも展開し、グローバルでの廃PETの処理問題や地球環境への負荷低減などに貢献しています。

この創造型ビジネスを推進するために、複数の原料サプライヤーや道路会社に加え、自治体や公的機関とも、様々な方との共創ネットワークを構築していく事が必要です。
“ポジティブリサイクル”をビジネス化するために、大人数を前にしたプレゼンテーションや相手の立場を理解した交渉など、高いスキルと努力が必要とされています。
一方で社内外の多くの方との関わりを持ち、グローバルに広い視点で仕事ができる事はダイナミックであり、案件が成立した際には感動すら覚える素晴らしい仕事です。

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世界市場と繋がるグローバルプロデューサー

「ケミカル事業」の仕事は基本的に法人ユーザーへの事業提案からはじまります。そのためにはユーザーの現場に深く入り込むことや、技術コンサルタントとしての役割も必要で、また提案が受け入れられれば、そのプロジェクトのリーダーとなって戦略を描き、社内外・国内外で、製品販売の枠を超えたダイナミックな活動をすることになります。まさにそれは新規事業のグローバルプロデューサーといってもいいかもしれません。そのため、ケミカル事業での仕事は海外での活躍の機会の多い仕事です。

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ケミカル事業分野において、新製品の開発、売上事業収支、マーケティング施策・販売などについて戦略を描き、事業計画を立て実行します。

エレクトロニクスや金属、プラスチック、紙、医薬、食品などをはじめとするあらゆる産業メーカーへ、グローバルに産業用製品(原料)を販売するのが主な業務です。そのためには、国内外の市場のニーズに適合した新製品を開発し、戦略を描き、実行していくとともに、社内で開発した新製品を市場に投入していくことも重要。このため、単に産業用製品を売るだけでなく、グローバルでの研究部門や生産部門と一体となった市場開発活動を行うことも大きな業務の柱となります。

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